続・腐女子の動機

http://d.hatena.ne.jp/kaizenai/20060525
http://d.hatena.ne.jp/kaizenai/20060528#1148788869

レスポンスが遅すぎて恐縮です。

正直「書かれちゃった…!」という感じです。先のエントリでわたしが日和って書けなかった部分を補足していただいたようなものですね。(1)をさらに突き詰めるとこういう話になる。つまり「やおいとは“犯す性”の獲得である」*1ということ。

ただし「男でなければ男をレイプできない」という命題は、性的関係における男女のパワーバランスが「男=上/女=下」に固定されている、という前提の上で成立するものだということに留意しなければなりません。(そして、それは性器の形状と関係があるように思えて実は全く関係がない…という話は続ける気力と筆力がないのでここまで。)

やっぱり腐女子は、「男=上/女=下」という性的パワーバランスから逃れることを夢見つつも、そこから逃れ得てはいないんですね。逃れたいが逃れられない、というジレンマが生み出した抜け道が「やおい」という一見よくわからない、正体不明なファンタジーであった、というわけ。だから腐女子とはつまり、ジェンダーロールという概念が生んだ鬼っ子なのです。

で、結論としてはしょ…って逃げるのは今回はなしにします。ちなみに、どうもしょこたんはオタクだけど腐女子ではないみたい。あえて言うならドリーマーでしょうか。

*1:今はもう無い、とあるブログからのうろ覚え引用です