「鈴木先生」はやっぱり凄かった

ええい、久々に日記書いたついでだ。
鈴木先生」は噂に違わぬ凄い漫画でした…!
1巻を立ち読みしてみて、あんまり凄かったのでまとめて3巻まで買いました。とにかくテンションが高くて引き込まれてしまう。否応なしに集中させられてしまうんですよ。特に、「@げりみそ」「@酢豚」の表面的には些細な題材と「@教育的指導」のセンセーショナルな題材を、それぞれ当人たちにとっては切実な問題として丁寧に扱い、通り一遍のマニュアル指導を避け人として等身大の解決に導く、鈴木先生の仕事振り、ひいては著者・武富健治さんの仕事振りに感服しました。それにやはり圧巻なのは鈴木先生の人間として「あまりにも正直」な苦悩と葛藤ですよね…。その内容については是非実際に読んで確認していただきたいです。先生ってこんな風にして生徒を見てるんだな、と学生時代に思いを馳せてしまったりもしました。中学の卒業記念の寄せ書きに、正直、あまり好きではなかった国語の先生から「実はあなたを教えたくて○組の授業を受け持ちました」と書かれ、嬉しいながらも複雑な気持ちになったことなどを思い出したり。
読んでない人は本当に読むと良いよ!

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 (1) (ACTION COMICS)

鈴木先生 2 (アクションコミックス)

鈴木先生 2 (アクションコミックス)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)

鈴木先生(3) (アクションコミックス)